関係各位
9月の台風第15号、10月12日から13日にかけての台風第19号災害により、神奈川県下では近年においてこれまでにない被害が発生しています。被災された方々には心よりお見舞い申し上げますとともに、人と智のネットワークでも微力ながらご支援して参ります。
本ネットワークでは、神奈川に関連するさまざまな防災・減災に関連する情報を発信しており、今回は、“お知らせ”No.16を送信させて頂きます。
「人と智」のネットワークでは、次回の防災・減災ミーティングを、関東学院大学(最寄り駅 京浜急行線 金沢八景駅)で、2019年12月21日(土)午後1時~5時に開催することとし、7月以降、毎月実行委員会を開き、具体的な企画の検討を進めてきています。
・防災Mapづくりなどによる地域連携(東海大学土木工学科 梶田佳孝教授)
(関東学院大、明治大、田園調布大(福祉)、専修大、横浜桐蔭大、日体大、神奈川大学:越智、サッカー部、鎌倉女子大、IVUSAなど、個別に参加を依頼・募集中)
台風第15号では、千葉県だけでなく、神奈川県内でも記録的暴風や高波等により横浜港の港湾施設や護岸破壊により、甚大な被害が発生しました。横浜市では被災者のみではなく、被災した金沢区工業団地の企業への支援活動を実施しています。
また、ボランティア団体も、金沢区の支援活動を実施したほか、神奈川災害ボランティアネットワーク(KSVネット)では、千葉県富津市にボランティアバスを派遣し、10月20日及び10月27日にも派遣予定です。
https://www.facebook.com/kanagawasvn/
神奈川県下では、第19号台風の被害を受けた神奈川県内では、川崎市と相模原市に災害ボランティアセンターが開設されています。詳細は各災害ボランティアセンターのWEBサイトまたはFacebookページをご覧ください。
・やまと災害ボランティアネットワークは、川崎市高津区でボランティア活動を実施した後、相模原市ボランティアセンターと連携してボランティア活動を実施しています。
今後、神奈川県下だけでなく、千葉県や東北の被災地などにもボランティアを派遣する可能性があるなど、状況は刻々と変化しますので、とくに災害ボランティア活動を希望されるかたは、各団体のWebサイトでご確認のうえ、ご参加ください。
神大フェスタは、『学生主体』『地域密着』を理念とし、神奈川大学で開催される大学祭です(http://jindaifesta.com/outline/)。
神奈川大学経済学部 佐藤孝治ゼミでは、ドローンを使った被災地の撮影や調査活動、漫画付き防災ブックレットや多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra」の紹介、台風15号災害や19号災害での調査やボランティア活動を発表するほか、日頃から防災意識を高める大切さなどを考える討論会を実施します。
人と智および防災塾・だるまのメンバーは、佐藤ゼミに協力し、子供向けの「防災まちがいはっけん!」や「防災めくり(カード)」の出展や講演「神奈川の町と大学の災害リスクと防災を考える」を行います。ぜひ、お近くの方や友人・知人など、お誘い合わせのうえ、お出かけください。
温泉地学研究所では、地震や津波、火山活動、温泉・地下水、地質など、神奈川の地学に関する様々な調査研究を行っています。令和元年度の温泉地学研究所研究成果発表会を、以下のとおり開催しますので、ご案内申し上げます。
事前申し込み不要、参加費無料ですので、ぜひ多くの方にご来場いただければと思います。
消防庁および公益財団法人日本消防協会が主催する全国女性消防操法大会が、横浜市で開催されます。本大会は、女性消防隊の技術向上と士気高揚を目的に2年に1回開催されており、47都道府県から選出された女性消防隊が5人1組となり、安全性、確実性および規律の保持を重視し、統一された消防器具(D-Ⅰ級軽可搬ポンプ一式)を使い、ホースから放たれた水が標的に達するまでのタイムで順位を競います。
神奈川県からは、初出場の茅ヶ崎市消防団第22分団(ファイヤーレディース)が県代表として選出され、開会式直後の第1組目第1コースに登場します。応援される方は、お早めにお出かけください。
被災地及び被災者の多様なニーズに有効に対応するには、県内外の様々な団体等との連携が大切です。神奈川県における大規模災害に備えて、様々な分野の関係者・団体が集まって顔の見える関係を構築し、災害時に何ができるか、どのような支援が必要か、大規模災害に向け、どのような備えが必要かなどを話し合う「大交流会」を開催します(参加費無料)。
当面の事務局は、NPO法人神奈川災害ボランティアネットワーク(KSVネット)が努め、継続的な開催を目指します。
気象庁、内閣府政策統括官(防災担当)、消防庁、横浜地方気象台、神奈川県等が主催する「南海トラフ地震 地域「防災・減災」シンポジウム 2019」が、令和元年10月31日(木)に、横浜市西公会堂講堂(横浜市西区岡野1-6-41)で開催が予定されていたところ、台風第19号のため延期となっています。花田忠雄 神奈川県くらし安全防災局長(統括危機管理官)による講演や、荒井守 横浜市危機管理監や渡辺渉 神奈川新聞社報道部記者(防災・減災担当)が登壇されるパネルディスカッションが予定されています。
FAX:045-621-1645
本メールへの問合わせ先: (株) 防災&情報研究所
e-mail:idpis2@idpis.co.jp
Tel:03-3249-4120 Fax:03-3249-7296
“かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク”は、神奈川県下の官学民連携による防災・減災活動の活性化のための情報提供・交流等を目途に、平成28年3月に、人と智のネットワークを促進するために発足致しました。
これまでの“お知らせ”のバックナンバーは、http://idpis.co.jp/?news02-10で御覧頂けます。