関係各位
新年を迎えたものの、新型コロナウイルス感染者が再び増加し、特に亡くなった方が6万人を超えてしまったことなどが懸念されます。インフルエンザやウイルス性胃腸炎なども流行っているようですので、皆様、ご健康には十分お気をつけてお過ごしください。
さて、今年は関東大震災から100周年を迎え、さまざまなイベントや研究集会などが開催されます。今回のメルマガでは、防災関連のイベント・セミナー等の情報に加え、今年、神奈川県で開催される「ぼうさいこくたい2023」についてもお伝えします。
なお、本ネットワークでは、官学民が連携する防災・減災活動についての情報交換や勉強会、関東大震災100年に向けての企画、ワークショップ等の開催企画などを行っています。この活動にご関心がある方は、事務局(e-mail:idpis2@idpis.co.jp)または荏本、運営委員等にご連絡ください。
また、本メルマガに掲載を希望される活動やイベント等がありましたら、情報をお寄せください。特に、本年2023年に関東大震災100年を迎えるに当たって、各団体等で企画している関連イベントやシンポジウムなどについても、お知らせいただければ幸いです。
令和5(2023)年9月1日は,関東大震災から100年です。避難や消防を含む火災科学は,関東大震災を契機として,その後100年間で大きく進展しました。しかし,関東大震災の教訓のうち,将来の災害に活用できる対策の整理は,充分進んでいるとは言えません。
そこで本講演討論会では,火災科学の100年間の系譜を俯瞰的に整理するとともに,市民や消防機関の災害対応から,今後の都市型災害との類似点や課題を抽出して,将来の災害対策を展望します。
会員の方はもとより,学生,市民の方々,消防,防災,建築,都市,安全に携わる方々,損害保険業界などからも多数のご参加をいただきたく,ご案内申し上げます。また,組織内の研修を兼ねてのご参加も可能です。日本火災学会ならではの内容をお届けいたします。
■【プログラム】
https://www.jafse.org/cms/wp-content/uploads/2022/11/Seminar2022.pdf
防災塾・だるまでは、「第190回 防災まちづくり談義の会」を、1月20日に開催します。
27年前の1月17日に発生した阪神・淡路大震災を教訓として、神奈川県建築士会主催の建築士の日・防災イベント『何をどう 大災害に備える?!』を開催いたします。
建築士は、大災害直後、被災した建築物が余震等で倒壊したり人命に危険をおよぼすことがないように、2次災害を防止することを目的に「応急危険度判定」を行います。
「応急危険度判定」「防災グッズ展示」「耐震模型実験」など、今一度、災害時の知識、備えを見直していただくためのコーナーを準備しています。
ぜひ、お立ち寄りいただき、災害について考える機会にご活用願います。
http://www.kanagawa-kentikusikai.com/osirase/annai/20230122.pdf
第27回「震災対策技術展」を、2月2日(木)、3日(金)に、パシフィコ横浜Dホールで開催します。
温暖化に代表される環境変化に伴う地球規模での自然災害の多発や、新興感染症の全世界への急速な拡大に対応できるように、災害救護体制の充実はグローバルな課題と認識されています。
2021年に発足した日本赤十字看護大学附属災害救護研究所は、赤十字を始め国内外の災害救護に関する知の集積と発信の場を目指して活動を開始しています。
2023年は関東大震災から100年を迎える年にあたります。今回のセミナーでは、これまでの100年を踏まえ、災害救護研究所の9つの活動を紹介するとともに、これからの国内外の災害救護のあり方について、専門家の皆様方とともに考える機会にしたいと考えております。
■日時:2023年2月18日(土)13:00~15:30
https://jrcdmri.jp/wp-content/uploads/2022/12/52b8cd3bee0d09b1de96d7765d1d2a18.pdf
「ぼうさいこくたい」は、防災に関する活動を実践する多様な団体・機関が一堂に会し、取組・知見を発信・共有する日本最大級の防災イベントとして、平成28(2016)年から毎年開催しています。「第8回ぼうさいこくたい2023」は、「関東大震災100年」を契機として、以下の会期及び会場で開催されることとなりました。
昨年10月に開催された「ぼうさいこくたい2022」のクロージングセッションで、「ぼうさいこくたい2023」を開催する、黒岩神奈川県知事のメッセージが紹介されていますので、こちらからご覧ください。→ https://bosai-kokutai.jp/2022/s-99
なお、4月以降に、テーマが発表され、講義型セッション、体験型ワークショップ、ブースでのプレゼンテーション、屋外展示等に参加する団体等の公募が始まると見られますが、人と智ネットでは、来年度の活動検討の中で、事前の情報連絡会を開催しています。次回情報連絡会は、1月23日(月)18時から、関内ホールで開催する予定ですが、ご関心のある方は、【e-mail:idpis2@idpis.co.jp 防災&情報研究所】までご連絡ください。
本メルマガでは、「関東大震災100年」関連行事等について、今後も継続して情報提供しますので、よろしくお願いいたします。
気象庁では、1月5日に「関東大震災から100年」特設サイトを開設しました。この特設サイトでは、関東大震災を振り返るとともに、今後の地震に適切に備えていただくために必要な防災知識等に関する情報を掲載しています。
https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/1923_09_01_kantoujishin/index.html
このサイトでは、1923年9月1日、神奈川県西部を震源とするマグニチュード7.9の地震(大正関東地震)が起き、激しい揺れによる建物の倒壊や津波、土砂災害、横浜や小田原、東京を中心に大火が発生して、大きな被害を及ぼしたことなどを伝えています。今後も、新たな知見を反映した研究成果や関連するイベント等の情報も掲載されるとのことですので、ご注目ください。
防災学術連携体および関連学会による関東大震災100年記念行事等をお知らせするサイトが開催されました。今後開催される行事等は、以下からご覧ください。
https://janet-dr.com/090_abroadandhome/091_100_kantohEQ.html
本メールへの問合わせ先:(株)防災&情報研究所
e-mail:idpis2@idpis.co.jp
Tel:03-3249-4120 Fax:03-3249-7296