”かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク”からのお知らせ

“かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク”からのお知らせ No.16

配信日:2019年10月25日

関係各位
 

かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク
委員長 荏本 孝久(神奈川大学教授)

 
 9月の台風第15号、10月12日から13日にかけての台風第19号災害により、神奈川県下では近年においてこれまでにない被害が発生しています。被災された方々には心よりお見舞い申し上げますとともに、人と智のネットワークでも微力ながらご支援して参ります。
 本ネットワークでは、神奈川に関連するさまざまな防災・減災に関連する情報を発信しており、今回は、“お知らせ”No.16を送信させて頂きます。
 
 


◆◆◆「大学と地域の防災・減災ミーティングin関東学院大学」の開催と発表者募集◆◆

 
 「人と智」のネットワークでは、次回の防災・減災ミーティングを、関東学院大学(最寄り駅 京浜急行線 金沢八景駅)で、2019年12月21日(土)午後1時~5時に開催することとし、7月以降、毎月実行委員会を開き、具体的な企画の検討を進めてきています。
 

○テーマは、「大学・学生と地域貢献、大学間の連携ネットワークの構築」と「令和元年台風第15号災害、台風第19号災害対応」の2本立てとします。

 

○内容は、3部構成とし、第2部の研究者と地域連携と、第3部の台風第15号及び台風第19号対応については、発表する方を募集致します。

 

第1部 関東学院大学の防災・減災研究と地域連携
・防災・減災・復興研究所について(規矩大義 関東学院大学学長)
・関東学院大学の地域連携事例(山口恵美 研究助手)

 

第2部 大学と地域・広域連携(市域・県域、被災地等)
・横浜市立大学の防災研究と地域支援(石川永子准教授)

・防災Mapづくりなどによる地域連携(東海大学土木工学科 梶田佳孝教授)

・神奈川大学における地域連携活動 (防災塾だるま、人と智のネットワーク、地域研究)荏本孝久教授、佐藤ゼミ ウルタド・ルイス

 

第3部 令和元年台風第15号及び台風19号災害に伴う新たな防災研究・被災地支援活動
・令和元年台風第15号及び台風第19号台風の特徴と新たな課題 (時事通信社 中川和之)
・神奈川県下の災害ボランティア活動の展開(神奈川災害ボランティアネットワーク)
・学生主体の新しい被災地支援の形成:各大学学生からの活動報告及び大学間連携について
(関東学院大、明治大、田園調布大(福祉)、専修大、横浜桐蔭大、日体大、神奈川大学:越智、サッカー部、鎌倉女子大、IVUSAなど、個別に参加を依頼・募集中)

 

※今後、詳細をお伝えしていきますが、発表を希望される団体等は、事務局 (防災&情報研究所) に、e-mail:idpis2@idpis.co.jpまたは電話(03-3249-4120)でお問合せください。

 
 


◆◆◆台風第15号災害および台風第19号災害ボランティア募集◆◆◆

 

■台風第15号災害における災害ボランティアの活動状況

 台風第15号では、千葉県だけでなく、神奈川県内でも記録的暴風や高波等により横浜港の港湾施設や護岸破壊により、甚大な被害が発生しました。横浜市では被災者のみではなく、被災した金沢区工業団地の企業への支援活動を実施しています。
 また、ボランティア団体も、金沢区の支援活動を実施したほか、神奈川災害ボランティアネットワーク(KSVネット)では、千葉県富津市にボランティアバスを派遣し、10月20日及び10月27日にも派遣予定です。
https://www.facebook.com/kanagawasvn/
 

■台風第19号災害における災害ボランティアの活動状況

 神奈川県下では、第19号台風の被害を受けた神奈川県内では、川崎市と相模原市に災害ボランティアセンターが開設されています。詳細は各災害ボランティアセンターのWEBサイトまたはFacebookページをご覧ください。
 

・川崎市災害ボランティアセンター(2019年10月15日(火)開設)

 

・神奈川災害ボランティアネットワーク(KSVネット)では、川崎市のボランティアセンターの支援を行うほか、ボランティアセンターは開設されていないものの、要望のあった箱根や小田原に人員を派遣するなど、多面的な支援活動を実施しています。
https://www.facebook.com/kanagawasvn/

・やまと災害ボランティアネットワークは、川崎市高津区でボランティア活動を実施した後、相模原市ボランティアセンターと連携してボランティア活動を実施しています。

 

※災害ボランティア活動では、被災者や被災事業所の現地での泥出しや廃棄物処理等だけでなく、専門的な技能を必要とする作業や事務作業など、多くの人手を必要としています。
今後、神奈川県下だけでなく、千葉県や東北の被災地などにもボランティアを派遣する可能性があるなど、状況は刻々と変化しますので、とくに災害ボランティア活動を希望されるかたは、各団体のWebサイトでご確認のうえ、ご参加ください。

 
 


◆◆◆第21回神大フェスタで経済学部 佐藤孝治ゼミが展示・討論会を開催◆◆◆

 
 神大フェスタは、『学生主体』『地域密着』を理念とし、神奈川大学で開催される大学祭です(http://jindaifesta.com/outline/)。
 神奈川大学経済学部 佐藤孝治ゼミでは、ドローンを使った被災地の撮影や調査活動、漫画付き防災ブックレットや多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra」の紹介、台風15号災害や19号災害での調査やボランティア活動を発表するほか、日頃から防災意識を高める大切さなどを考える討論会を実施します。
 人と智および防災塾・だるまのメンバーは、佐藤ゼミに協力し、子供向けの「防災まちがいはっけん!」や「防災めくり(カード)」の出展や講演「神奈川の町と大学の災害リスクと防災を考える」を行います。ぜひ、お近くの方や友人・知人など、お誘い合わせのうえ、お出かけください。
 

〇開催日時:2019年11月2日(土) 10時~17時
〇会場:神奈川大学横浜キャンパス3号館408号室

 
 


◆◆◆令和元年度温泉地学研究所研究成果発表会を開催◆◆◆

 
 温泉地学研究所では、地震や津波、火山活動、温泉・地下水、地質など、神奈川の地学に関する様々な調査研究を行っています。令和元年度の温泉地学研究所研究成果発表会を、以下のとおり開催しますので、ご案内申し上げます。
 事前申し込み不要、参加費無料ですので、ぜひ多くの方にご来場いただければと思います。
 

〇日時:令和元年11月8日(金) 13:00 ~ 16:00(12:00 受付開始)
〇会場:小田原市民会館 本館3階小ホール
〇定員:150 名(事前申込不要、先着順当日受付、参加無料)

 

※当日のプログラムや会場へのアクセス・チラシなどは、以下のURLからご覧ください。

 
 


◆◆◆第24回全国女性消防操法大会の開催◆◆◆

 
 消防庁および公益財団法人日本消防協会が主催する全国女性消防操法大会が、横浜市で開催されます。本大会は、女性消防隊の技術向上と士気高揚を目的に2年に1回開催されており、47都道府県から選出された女性消防隊が5人1組となり、安全性、確実性および規律の保持を重視し、統一された消防器具(D-Ⅰ級軽可搬ポンプ一式)を使い、ホースから放たれた水が標的に達するまでのタイムで順位を競います。
 神奈川県からは、初出場の茅ヶ崎市消防団第22分団(ファイヤーレディース)が県代表として選出され、開会式直後の第1組目第1コースに登場します。応援される方は、お早めにお出かけください。
 

○日時:2019年11月13日(水)9時~15時30分(雨天決行)
○会場:横浜赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1-1)

 
 


◆◆◆「大規模災害に備える神奈川県内外の災害ボランティア大交流会」の開催◆◆◆

 
 被災地及び被災者の多様なニーズに有効に対応するには、県内外の様々な団体等との連携が大切です。神奈川県における大規模災害に備えて、様々な分野の関係者・団体が集まって顔の見える関係を構築し、災害時に何ができるか、どのような支援が必要か、大規模災害に向け、どのような備えが必要かなどを話し合う「大交流会」を開催します(参加費無料)。
 当面の事務局は、NPO法人神奈川災害ボランティアネットワーク(KSVネット)が努め、継続的な開催を目指します。
 

○日時:2019年11月14日(木)18:30~
○会場:かながわ県民センター2階ホール(横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2)

 
 


◆◆◆「南海トラフ地震 地域「防災・減災」シンポジウム 2019」の開催◆◆◆

 
 気象庁、内閣府政策統括官(防災担当)、消防庁、横浜地方気象台、神奈川県等が主催する「南海トラフ地震 地域「防災・減災」シンポジウム 2019」が、令和元年10月31日(木)に、横浜市西公会堂講堂(横浜市西区岡野1-6-41)で開催が予定されていたところ、台風第19号のため延期となっています。花田忠雄 神奈川県くらし安全防災局長(統括危機管理官)による講演や、荒井守 横浜市危機管理監や渡辺渉 神奈川新聞社報道部記者(防災・減災担当)が登壇されるパネルディスカッションが予定されています。
 

○延期後の開催日時は、以下のURLでご確認ください。
○参加には、申込みが必要です。必要事項を記入のうえ、以下の宛先まで送信してください。 

 FAX:045-621-1645
 
 



 
本メールへの問合わせ先: (株) 防災&情報研究所
e-mail:idpis2@idpis.co.jp
Tel:03-3249-4120  Fax:03-3249-7296
 
  “かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク”は、神奈川県下の官学民連携による防災・減災活動の活性化のための情報提供・交流等を目途に、平成28年3月に、人と智のネットワークを促進するために発足致しました。
 これまでの“お知らせ”のバックナンバーは、http://idpis.co.jp/?news02-10で御覧頂けます。