関係各位
日本では、9月に北海道胆振東部地震が発生、台風が相次いで襲来した後、急に秋めいて参りました。海外では、インドネシア中部のスラウェシ島で、9月28日、M7.5の地震・津波により2,000人を超える犠牲者が発生、アメリカでは、大型ハリケーン「マイケル」が現地時間10月10日午後(日本時間11日未明)、米南部フロリダ州北西部に上陸して大きな被害をもたらすなど、世界各地で災害が発生しています。
10月13日(土)~14日(日)にかけて、東京ビッグサイト&そなエリア(東京臨海広域防災公園)で、「大規模災害に備える~みんなの連携の輪を地域で強くする~」をテーマに、「ぼうさいこくたい2018」が開催され、神奈川県下からも多くの方々が参加されました。
今回は、かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワークに関連するイベントやお知らせをお伝えします。
神奈川大学では、平成28年に開催した第一回目の防災フェアが好評だったことから、大学と地域社会全体としての防災力強化を目的とする「第二回防災フェア」を、11月13日(火)に横浜キャンパスで開催します。
“かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク”では、この防災フェアに協賛し、「首都直下地震時の大学と地域・ボランティアとの連携」をテーマに、“大学構内歩き”や“グループワーク”などを実施する予定です。
また、「防災ブース」も1区画ありますので、ブースに出展を希望される団体・個人は、10月31日(水)までに、事務局の防災&情報研究所(e-mail:idpis2@idpis.co.jp)までご連絡ください。今年開催した研究集会でのポスター発表のような掲示を考えています。
平成23年3月、東日本大震災で津波による甚大な被害が発生したことから、日本では同年11月5日を「津波防災の日」と制定し、世界でも平成27年に国連総会にて「世界津波の日」とする決議が採択され、毎年、全国各地で津波避難訓練が実施され、内閣府防災主催による啓発イベントも開催されています。
今年度の「津波防災の日」啓発イベントは、川崎市が、東北大・東大・富士通と昨年度から研究を開始した「津波被害軽減研究」を内閣府が注目し、川崎市にて開催することとなりました。
全国の地域における津波対策の取組や、我が国でも著名な専門家による津波に関する講演等が行われる、またとない機会でございますので、ぜひ、御参加いただきますようお願いいたします。
○平成30年度「津波防災の日」スペシャルイベント
3 内容:
6 参考URL:
関東学院大学では、昨年12月に、新しい「防災・減災・復興学」の構築と提唱をめざし、「防災・減災・復興学研究所」が発足しています。来年1月に創刊140年を迎える朝日新聞と共同で、シンポジウム「災害と復興のパラダイム転換」を10月27日(土)に、パシフィコ横浜で開催します。
今回のシンポジウムでは、大学、メディア双方のリソースを活用するとともに、多様な登壇者を招いて、固定観念を打ち破る、新しい防災、減災、復興のあり方を考えます。
日時:10月27日(土)13:00~16:00
防災&情報研究所の坂本 防災・危機管理室長は、9月6日に発生した北海道胆振東部地震の震源地である厚真町の出身です。
地震発生から2日後の9月8日から現地に調査とお見舞いに行って来ました。初動の未だ人命救助が最優先される時期でしたが、市町の対応状況についても報告していますので、防災&情報研究所のHPからご覧ください。
http://idpis.co.jp/?p=796
以下は、先回のお知らせNo.9でご連絡したものですが、これから開催されるものや、申し込みが間に合うものを再掲載しています。
それぞれの居場所で、地震の揺れの瞬間に自らの身を守る行動がシェイクアウトです。神奈川県が、県民の皆様と行う「かながわシェイクアウト」訓練は、9月5日(水)午前11時に開催された「いっせい防災行動訓練」だけではありません。開催日時を参加者の都合に合わせて設定する登録型訓練もあります。
今年の登録期間は、7月1日から10月31日までとなっていますので、まだ間に合います。昨年度は約186万人の方が参加し、今年度は200万人の参加を目指しています。参加登録等は、以下を参考にお願いします。
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/j8g/prs/r7142971.html
神奈川大学と「防災塾・だるま」とが共同で企画、実施する「実践的防災まちづくり コーディネーター養成講座 2018」を開催しています。この養成講座は、来るべき災害に備え「地域防災活動の中核者・リーダーを育てる」 ことを目指し、13年連続の開催になります。
今年も行政と大学の防災専門家および地域で活躍中の リーダーを講師に、「防災・減災は地域の取り組みが決め手! その具体的な進め方」をメインテーマに行います。
ご関心のある方は、下記までお申し込みください。
(資料請求・お問い合わせ先)
神奈川大学 生涯学習・エクステンション講座係 KUポートスクエア
TEL:045-682-5553 FAX:045-682-5554
震災から7年が経過して、原発事故を取り巻く社会の混乱がある程度落ち着きを取り戻して来たように思われる一方で、わが国のエネルギー政策は深刻な状況に直面しています。わが国は環境先進国としてエネルギー問題や環境問題で世界をリードしてきましたが、今日、海外では脱炭素革命に背を向けた環境後進国として批判の矢面に立たされています。このような状況の下、前期の特別講演会では原発事故による住民の対応を主として検討しましたが、後期の連続講演会では、原発報道の実態、被災地の現状と課題、チェルノブイリ原発事故後の医療支援活動、原発ゼロのエネルギー政策などに焦点を絞り、開催します。
第1回11/10(土) 石塚道義(危機管理アドバイザー、防災士)
第2回11/17(土) 糸長浩司(日本大学生物資源科学部特任教授)
第3回11/24(土) 菅谷昭(長野県松本市長、医師)
第4回12/ 8(土) 小泉純一郎(元内閣総理大臣)
申込期間:9/1(土)~10/27(土)
FAX番号: 045-682-5554
本メールへの問合わせ先: (株) 防災&情報研究所
e-mail:idpis2@idpis.co.jp
Tel:03-3249-4120 Fax:03-3249-7296
本メールは、文部科学省の地域防災対策支援プロジェクト等でご支援・ご協力いただいた団体・個人の方々にお送りしています。
“かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク”は、神奈川県下の官学民連携による防災・減災活動の活性化のための情報提供・交流等を目途に、平成28年3月に、人と智のネットワークを促進するために発足致しました。