関係各位
暑い夏が続いた後、秋から冬へと、急激に季節が変化しています。新型コロナウィルス感染者がようやく減少してきているのは大変喜ばしいことですが、第6波の発生も懸念されており、まだまだ警戒を緩めてはならない状況です。そのようななか、オンラインを活用しての防災関連講座などが開催されますので、いくつかご紹介します。ご案内が遅れ、すでに申し込み期限を過ぎているものもありますが、ご関心があるものについては、主催者にお問い合わせくださるようお願いします。
神奈川大学では、「楽しく防災を学ぶ」をコンセプトに、防災に関する講演やワークショップを気軽に体験いただける「防災フェア」を、11月12日((金)10:00~15:00)に開催します。
今年はすべてオンラインで開催し、大学・行政・企業が連携してさまざまなコンテンツを提供します。神大生、教職員はもちろん、どなたでも自由にご参加ください!
詳しくは、以下のURLからご覧ください。
https://www.kanagawa-u.ac.jp/news/details_21983.html
<基調講演>
「災害イメ-ジの想像と防災・減災対策のポイント ~正しい認識と事前対策の重要性~」
「知っていますか?防災のこと・消防団のこと」
「みなとみらい21地区の安全・安心な街づくり」
「もしも災害で水が止まってしまったら・・・」
<ワークショップ>
「『自分でつくるmy防災マップ』で神奈川区のハザードマップを見てみよう!」
「紙ぶるるで地震の揺れを学ぼう!」
紙ぶるるは地震の揺れ方を学ぶことができるペーパークラフト教材です。
<トークセッション>
「実食!非常食っておいしいの?」
「もしもの時の防災グッズも お、値段以上!!」
「公務員YouTuberが平塚市のハザードマップをよむ」
<セミナー>
「竹中工務店が取り組むサステナブル社会の実現に向けた防災ソリューション」
https://www.kanagawa-u.ac.jp/news/details_21983.html
地質調査総合センターが東日本大震災以降に進めてきた地震・津波・火山研究の成果及び防災・減災に向けた今後の方向性について紹介します。また、国や自治体における取り組みについて、2件の基調講演を予定しています。
https://www.gsj.jp/researches/gsj-symposium/images/34symposium-flier.pdf
https://technobridge.aist.go.jp/mailform/23468510/
本年7月3日の熱海市伊豆山の土石流災害や8月15日の岡谷市の土砂災害では、多くの方が自宅で亡くなっています。市民レベルでも、自分が住む宅地の災害リスクに対して、より正確な知識を得て、自らが考えて行動するため、地盤防災分野のスペシャリストから一般市民まで幅広く講師に迎えて、参加者が自律的に考え、判断し行動するための「宅地の地盤災害リスクを考える」オンライン・セミナー(全3回)を実施します。
宅地の地盤リスクに関心をお持ちの市民、技術者の皆さまの参加をお待ちしています。
講師・題目を変更する場合がありますので、詳しい内容などは次のリンク先からご覧ください。
E&EセミナーNO18“宅地の地盤災害リスクを考える”セミナー – 青い地球を次世代に (jimdofree.com)
■受講申し込み方法
参加を希望される方は、下記募集ページからお申し込みください。
2011年3月11日の東日本大震災を機に始まった神奈川大学の市民向けの大規模災害に関する特別講演会(前期)、連続講演会(後期)は、2020年度までに通算約80回近くとなり、学外からも大規模災害や防災の専門家をお招きして多角的に現状の問題や今後の課題などの検討を行ってきました。
本年3月6日に開催した「かながわ防災・減災フォーラム」では、東日本大震災の発生から10年目の節目を迎え、この間に大規模災害から学んだことや、今後起こり得る首都直下地震や気象災害などに備えるために地域で何をすべきかなどを検討しました。
同フォーラムでの問題提起を受けて、2021年度後期連続講演会では、東日本大震災の教訓と今後の防災対策、歴史地震としての関東大震災の意味、関東地域における巨大地震・津波の履歴、地域で備える防災・減災対策、三陸被災地における復興の問題点などを検討して、21世紀における防災の課題を明らかにしていきます。
■講座日程 全5回(オンライン講座)
第1回 10月30日(土) 14時~16時
「東日本大震災の教訓と新たな防災対策」
第2回 11月6日(土) 14時~16時
「復興百年誌-現代に生きる関東大震災」
第3回 11月13日(土) 14時~16時
「関東地域における巨大地震・津波の履歴」
第4回 11月20日(土) 14時~16時
「大規模災害と犠牲者-阪神・淡路大震災と東日本大震災からの警告」
第5回 11月27日(土) 14時~16時
「グローバルな視点からの防災戦略の重要性-災害共存社会の必然性」
https://www.ku-portsquare.jp/site/course/detail/3511/
川崎市立高津高校は、昨年度より水害に対する避難所指定を受けました。
今年の夏は、高津区の危機管理担当と共に校内巡回をし「危機管理マニュアル」と「風水害時の緊急避難場所運営マニュアル」を完成させました。その際、この避難所の洪水による想定浸水深は1.8mと予想されていますが、いかに在校生と周辺住民にそれを知ってもらうかを考えました。
そして、川崎市危機管理室にお願いして、「避難所誘導標識(看板)」のデータを頂き、そこに「ここが1.8m」の矢印を挿入して、校内外に掲示して注意喚起をしていこうということになりました。現在、生徒・住民の目に留まりやすい箇所(10か所)に設置して、「1.8m」という高さ(深さ)を実感してもらっています。
また、夏休み明け最初に防災講話を実施し、大川伝承の会 佐藤敏郎先生よりリモート授業をして頂きました。90分という講演時間でしたが、生徒は本当に集中して話を聞いていました。
Google formを利用して感想を書いてもらいましたが、とても濃い内容をコメントする生徒が多く、効果ある講話となりました。
質問項目は6つ設定しました。
本校は800名を超える在籍生徒がおりますが、ほとんどの生徒が長文のコメントを残してくれて、私たちも驚いています。コロナ渦のなかで、避難訓練の実施もままならない状況ですが、生徒ひとりひとりの危機意識を少しでも高められるように、あの手この手で関わっていこうと思います。
本メールへの問合わせ先:(株)防災&情報研究所
e-mail:idpis2@idpis.co.jp
Tel:03-3249-4120 Fax:03-3249-7296
本メールは、文部科学省の地域防災対策支援プロジェクト等でご支援・ご協力いただいた団体・個人の方々にお送りしています。