関係各位
本年3月21日 (水・休日)に開催しました『大学研究者と地域をつなぐ防災・減災研究集会』(共催:神奈川大学、防災塾・だるま、後援:神奈川新聞社)には、雪の散らつく悪天候にもかかわらず、77名の方々のご参加を得て、無事終了することができました。ご賛同・ご協力いただきました方々へ御礼申し上げます。
6月18日に大阪府北部地震、7月には西日本を中心とする平成30年7月豪雨災害が発生するなど、日本列島各地で自然災害による被害が多発しており、災害と言える酷暑も続く中、神奈川県からも被災地に災害救援活動等に携わる方々もおられます。
今回のお知らせでは、かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワークに関連するセミナーやイベントなどをお知らせします。
「神奈川大学大規模災害対策プロジェクト」主催(後援:神奈川大学、横浜市教育委員会、神奈川県、神奈川新聞社、かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク、防災塾・だるま)による特別シンポジウム「首都直下型地震・南海トラフ地震を乗り越えるための学校と連携した地域防災の力『持続可能な社会のための教育~まちづくりと防災教育~』」を、下記のとおり開催します。
■日時:2018年8月25日(土)14:00~17:30
■場所:神奈川大学横浜キャンパス16号館セレストホール
■講師:元横浜市立長津田小学校校長 鷲山 龍太郎 氏
■話題提供(パネリスト):横浜市立北綱島小学校校長 昆 しのぶ 氏
参加希望者は、8月15日までに、下記URLの参加申込書を元に、お申込ください。
http://darumajin.sakura.ne.jp/54monthly/2018inform/sympo201808-washiyama.pdf
総務省消防庁では、第23回防災まちづくり大賞【平成30年度】の募集受付を開始しています。神奈川県からは、過去に何件もの受賞団体を輩出しており、かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワークが主催する研究集会等でも、受賞団体から講師をお招きして、その成果を報告していただいています。
今年度の募集の締切は、平成30年9月21日(金)までとなっており、他薦・自薦を問わず、どなたでも応募いただけます。
以前、お申込いただいた方でも再度挑戦していただくことができます。
市町村等からの推薦を受けられる場合は、締切が9月20日以前になると思われますので、早目のご準備をお願いします。
詳しくは、実施要綱・募集要項をご覧の上、ご応募ください。
http://www.fdma.go.jp/html/life/machidukuri_taisyo/
神奈川県では、毎年、多くの県民の皆様と「かながわシェイクアウト」を実施してきました。それぞれの居場所で、地震の揺れの瞬間に自らの身を守る行動がシェイクアウトです。
今年度は防災週間の最終日である9月5日(水曜日)午前11時に、いっせい防災行動訓練として実施します。
※開催日時は、参加者の都合に合わせて、7月1日から10月31日までの間に変更できます。ちなみに、かながわ県民サポートセンターでは、8月24日(金)に開催します。昨年度は約186万人の方に参加いただき、今年度は200万人の参加を目指しています。
参加登録等は、以下を参考にお願いします。
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/j8g/prs/r7142971.html
神奈川県では今年も大規模な防災訓練「ビッグレスキューかながわ」を実施します。消防、警察、自衛隊、在日米軍、医療関係機関、防災協定を結んでいる各事業者などが参加する大規模地震を想定した迫力ある訓練を見学できます。来場者が実際に体験できる各種コーナーもありますので、ぜひ、ご来場ください。
日時:2018年8月26日(日)9時~12時
場所:県立相模三川公園(海老名市上郷2-1-1)海老名駅から徒歩15分
神奈川県総合防災センター(厚木市下津古久)では、9月9日に「楽しく一日、遊ぼうさい、学ぼうさい」として、加藤照之温泉地学研究所長による地震講演会、川崎市消防音楽隊の演奏とカラーガード隊の演技、向上高等学校の吹奏楽部の演奏や防災に関する各種展示など一日防災を学べる防災フェアを開催します。お近くの方はぜひご来場を!!
日時:2018年9月9日(日)9:30~15:00 雨天実施
会場:神奈川県総合防災センター
問合せ:総合防災センター防災企画課 046-227-0001
神奈川県総合防災センター(厚木市下津古久)では、50歳代以上のシニア向けに防災講座を実施します。講座では、災害対応を模した図上訓練、応急手当、災害の疑似体験などを専門家の講師を招いて学習いただくものです。現在、その参加者を募集していますので、広く皆さんにご周知頂ければ幸いです。
防災講座の開催日時:平成30年10月24日(水)及び10月27日(土)
会場:神奈川県総合防災センター
費用:無料
申込方法:電話又はFAXでお申し込みください。
申込期限:平成30年9月28日
申込先:神奈川県総合防災センター防災企画課
平成最大規模の風水害により、200名を超す方々が犠牲となった西日本豪雨災害。神奈川県からは、被災地に向けてボランティアバスが派遣されています。
神奈川災害ボランティアネットワークが主催し、第一便が7月20日(金)~22日(日)にかけて、2泊3日(※車中2泊)で岡山県総社市に派遣され、泥だしや家屋の後片付けなどに40名が参加しました(参加費は半額自己負担で7,000円)。
同団体主催の第二便は、7月27日(金)から岡山県倉敷市に派遣される予定でしたが、台風第12号の接近により、中止となりました。
また、神奈川県(かながわ県民活動サポートセンター)、県共同募金会、県社会福祉協議会等が構成する 「平成30年7月豪雨の被災地で活動するかながわのボランティアを支援するプロジェクト」 がスタートし、若者の参加を優先する夏季限定で参加費無料のボランティアバスの運行が始まりました。
第一便は、かながわ311ネットワークが主催し、8月3日(金)から40名で岡山方面に派遣されました。第二便は、神奈川災害ボランティアネットワークが主催し、8月10日(金)から派遣される予定です。
いずれの便も、募集開始早々に、ボランティア活動に積極的な高校生とその保護者、大学生等からの応募が殺到し、募集を締め切っている状態です。酷暑の中での作業に当たっては、十分な安全管理に配慮するとともに、これら次代を担う若者の熱意を、ぜひ我が神奈川の防災活動につなげたいものです。
3月21日の研究集会で紹介された日本赤十字社が幼稚園・保育所向けに作成した教材「ぼうさいまちがいさがし きけんはっけん!」が、8月末から発売されます(詳細は後報にて)。
この教材は、災害のテーマ別に、実際に災害が起こったとき行動が正しかったかどうかをゲーム感覚で学ぶことができるもので、全国の日本赤十字社幼稚園保育所加盟園に配付が予定されているほか、一般向けにも販売されます。
幼児向けとして開発された教材ですが、小中学生や大学生、保護者や一般向けとして、また保育士等の方々が防災教育を行う上でも、参考になるものです。ぜひご活用ください!
「きけんはっけん!」幼稚園・保育所向け防災教材
http://www.jrc.or.jp/activity/youth/pdf/JRC2018_0320.pdf
本メールへの問合わせ先: (株) 防災&情報研究所
e-mail:idpis2@idpis.co.jp
Tel:03-3249-4120 Fax:03-3249-7296
本メールは、文部科学省の地域防災対策支援プロジェクト等でご支援・ご協力いただいた団体・個人の方々にお送りしています。
“かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク”は、神奈川県下の官学民連携による防災・減災活動の活性化のための情報提供・交流等を目途に、平成28年3月に、人と智のネットワークを促進するために発足致しました。