関係各位
“災害と言える猛暑”もようやく和らぎつつある中、近畿地方を中心に台風第21号が来襲、北海道胆振東部地震が9月6日早朝に発生するなど、日本列島の各地で災害が多発しています。災害で亡くなられた方々に心からお悔やみを申し上げるとともに、被災された方々へお見舞いを申し上げます。
さて、神奈川県下では、9月1日(土)の防災の日に、第39回九都県市合同防災訓練(平成30年度川崎市総合防災訓練)が、川崎区東扇島を中心に開催されたのをはじめ、防災訓練や防災イベント、防災研修等が各地で開催されています。
今回のお知らせでは、かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワークに関連するセミナーやイベントなどをお知らせします。
東京電機大学が戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)において、横浜駅西口地下街等の避難確保及び浸水防止のために開発した「AREA RAIN」の試験運用が、8月8日から始まりました。エリアの詳細な状況を把握して水害を防止するためのもので、「AREA RAIN for 横浜駅西口」は、横浜駅上空の降雨レーダデータ、横浜駅の周囲にある帷子川、幸川、新田間川、帷子川分水路の河川水位データ、横浜港の潮位、LPWA浸水検知センサにより、横浜駅エリアの詳細な状況を総合的に監視し、大雨、水位・潮位の上昇、浸水が起きた際に防災関係者にメールで注意喚起の通知を行います。8月1日には、横浜駅西口共同防火防災管理協議会が、「AREA RAIN for 横浜駅西口」を利用した災害図上訓練が行われました。
本アプリは、横浜駅周辺の事業者向けに開発されましたが、一般向けには、http://www.area-rain.org/ame/で、降雨と浸水状況が確認できます。事業者向けのアプリの閲覧などにつきましては、横浜駅西口共同防火防災管理協議会荒卷事務局長(aramaki_t@sotetsu-group.jp)までお問い合わせください。
日本赤十字社が幼稚園・保育所向けに作成した教材 「ぼうさいまちがいさがし きけんはっけん!」 が、8月末に全国の日本赤十字社幼稚園保育所加盟園に配付され、一般向けにも販売が開始されました。
この教材は、災害のテーマ別に、実際に災害が起こったときの行動が正しかったかどうかをゲーム感覚で学ぶことができるものです。幼児向けとして開発された教材ですが、小中学生や大学生、保護者や一般向けとして、また保育士等の方々が防災教育を行う上でも、参考になるものです。
ぜひご活用ください!
販売価格: 3,800円(税別)
総務省消防庁が募集している第23回防災まちづくり大賞【平成30年度】の受付締切が迫っています。
今年度の募集の締切は、平成30年9月21日(金)まで(自薦の場合)ですが、市町村等からの推薦を受けたい場合は、お急ぎください。
詳しくは、実施要綱・募集要項をご覧の上、ご応募ください。
http://www.fdma.go.jp/html/life/machidukuri_taisyo/
KSVネット西日本豪雨災害被災地支援ボランティアバスの第6便が派遣されます。9月7日(金)出発予定だった倉敷行きのボランティアバスは、雨天のため残念ながら中止になりました。そこで9月22日(土)出発の倉敷行きボランティアバスを出すことになりました。ぜひご参加ください。
定員:40名(最少催行人数30名)
出発場所:横浜駅西口天理ビル裏
活動場所:岡山県倉敷市
活動内容:泥だし、後片付け、その他
それぞれの居場所で、地震の揺れの瞬間に自らの身を守る行動がシェイクアウトです。神奈川県が、県民の皆様と行う「かながわシェイクアウト」訓練が、9月5日(水)午前11時に、いっせい防災行動訓練として実施されました。
このような一斉訓練だけでなく、開催日時は、参加者の都合に合わせて、7月1日から10月31日までの間に設定することができます。昨年度は約186万人の方が参加し、今年度は200万人の参加を目指しています。参加登録等は、以下を参考にお願いします。
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/j8g/prs/r7142971.html
神奈川大学と「防災塾・だるま」とが共同で企画、実施する「実践的防災まちづくり コーディネーター養成講座 2018」を開催します。この養成講座は、来るべき災害に備え「地域防災活動の中核者・リーダーを育てる」 ことを目指し、13年連続の開催になります。今年も行政と大学の防災専門家および地域で活躍中の リーダーを講師に、「防災・減災は地域の取り組みが決め手! その具体的な進め方」をメインテーマに行います。ご関心のある方は、下記までお申し込みください。
〇参加費 :5,000 円(割引制度あり)
〇定 員 :50名
(資料請求・お問い合わせ先)
神奈川大学 生涯学習・エクステンション講座係 KUポートスクエア
TEL : 045-682-5553 FAX : 045-682-5554
■ホームページからお申し込みの方は ➡ http://www.ku-portsquare.jp
「ひらつか防災まちづくりの会」では、「防災カフェ」を開催します。
〇日時:9月20日(木)午後6時~7時
〇場所:ひらつか市民活動センター
また、「防災と地学」講座を、以下のように開催します。
〇日時:10月16日(火)午後6時から7時
〇場所:ひらつか市民活動センター
〇講師:元平塚市主任学芸員 森慎一氏
〇テーマ:「水準点変動から見た地盤の隆起」
いずれも申し込みは不要で、どなたでも無料で参加できます。皆様、奮ってご参加ください。
神奈川県総合防災センター(厚木市下津古久)では、50歳代以上のシニア向けに防災講座を実施します。講座では、災害対応を模した図上訓練、応急手当、災害の疑似体験などを、専門家の講師を招いて学習いただくものです。
参加を希望される方は、お誘い合わせの上、下記までお申し込みください。
会場:神奈川県総合防災センター
費用:無料
申込方法:電話又はFAXでお申し込みください。
申込期限:平成30年9月28日
申込先:神奈川県総合防災センター防災企画課
電話046(227)0001(代) FAX 046(227)0027
震災から7年が経過して、原発事故を取り巻く社会の混乱がある程度落ち着きを取り戻して来たように思われる一方で、わが国のエネルギー政策は深刻な状 況に直面しています。わが国は環境先進国としてエネルギー問題や環境問題で世界をリードしてきたが、今日、海外では脱炭素革命に背を向けた環境後進国として批判の矢面に立たされています。このような状況の下、前期の特別講演会では原発事故による住民の対応を主として検討しましたが、後期の連続講演会では、原発報道の実態、被災地の現状と課題、チ ェルノブイリ原発事故後の医療支援活動、原発ゼロのエネルギー政策などに焦点を絞り、開催します。
司会進行:荏本孝久工学部教授、佐藤孝治経済学部教授
第1回11/10(土) 石塚道義(危機管理アドバイザー、防災士)
第2回11/17(土) 糸長浩司(日本大学生物資源科学部特任教授)
第3回11/24(土) 菅谷昭(長野県松本市長、医師)
第4回12/ 8(土) 小泉純一郎(元内閣総理大臣)
申込期間:9/1(土)~10/27(土)
神奈川大学では、平成28年に開催した第一回目の防災フェアが好評だったことから、大学と地域社会全体としての防災力強化を目的とする「第二回防災フェア」を、11月13日(火)に横浜キャンパスで開催します。
“かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク”では、この防災フェアに協賛し「大学と地域・ボランティアとの連携」といった内容の企画を検討していく予定です。平日ではありますが、ぜひご参加くださいますよう、お願いします。
詳細については、追ってお知らせします。
「神奈川大学大規模災害対策プロジェクト」主催 (後援:神奈川大学、横浜市教育委員会、神奈川県、神奈川新聞社、かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク、防災塾・だるま)による特別シンポジウム「首都直下型地震・南海トラフ地震を乗り越えるための学校と連携した地域防災の力 『持続可能な社会のための教育~まちづくりと防災教育~』」 が、約120名の方の参加のもと、8月25日(土)に神奈川大学横浜キャンパスで開催されました。
元横浜市立長津田小学校校長の鷲山龍太郎氏を講師に、横浜市立北綱島小学校校長の昆しのぶ氏や地域防災拠点運営に関わる垣中祐二氏などが加わったパネル討論では、学校を核にした防災教育や地域活動の意義や、今後の普及・展開など、活発な意見交換がなされました。
本メールへの問合わせ先: (株) 防災&情報研究所
e-mail:idpis2@idpis.co.jp
Tel:03-3249-4120 Fax:03-3249-7296
本メールは、文部科学省の地域防災対策支援プロジェクト等でご支援・ご協力いただいた団体・個人の方々にお送りしています。
“かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク”は、神奈川県下の官学民連携による防災・減災活動の活性化のための情報提供・交流等を目途に、平成28年3月に、人と智のネットワークを促進するために発足致しました。