”かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク”からのお知らせ

“かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク”からのお知らせ No.22

配信日:2021年2月24日

関係各位
 

かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク
委員長 荏本 孝久(神奈川大学教授)

 
 今年2月2日に新型コロナウィルス緊急事態宣言が発出されてから、4週間が過ぎようとしていますが、首都圏では未だに感染者は絶えず、頼りのワクチンも十分確保できないため、しばらくは不自由な生活を強いられそうです。
 今年は、東北地方を中心に甚大な被害をもたらした東日本大震災から10年の節目の年です。防災関連集会やイベント、訓練などの開催は多大な影響を受けていますが、神奈川大学においては、3月6日に「防災フォ-ラム」(主催:神奈川大学、企画・運営:神奈川新聞社)をオンラインで開催する運びとなりました。
 今回はこれに加え、平塚市内で開催する防災イベント「ひらつな祭」のご案内と、総務省消防庁の第25回防災まちづくり大賞を神奈川県下の2団体が受賞されたことをお知らせします。
 
 本“かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク”が主催する防災・減災集会については、未だ開催目処が立っておりませんが、本メルマガを通じ、防災・減災に関連するセミナーやイベントなどをお知らせし、皆様と情報を共有していきたいと存じます。本年も引き続き、よろしくお願いいたします。
 
本メルマガに対する皆様からの積極的な寄稿をお待ちしています。
投稿先e-mail:idpis2@idpis.co.jp
 


◆◆◆【YouTubeライブ配信】 東日本大震災から10年 地域で備える かながわ防災・減災フォーラム ~住み続けられるまちづくりを目指して~ の開催 3月6日(土)◆◆◆

 
 神奈川大学では、3月6日(土)に「東日本大震災から10年 地域で備える かながわ防災・減災フォーラム~住み続けられるまちづくりを目指して~」をオンライン配信します。
 参加するには事前申し込みが必要です。事前申込は、2月28日(日)23:59が締め切りですので、ご関心のある方は、今すぐ、こちらからお申し込みください。
→ https://www.kokuchpro.com/event/kanagawabousaigensai/
 

□日時:2021年3月6日(土)14時~17時
□会場:「はまぎんホールヴィアマーレ」よりオンライン配信

□プログラム

第一部 神奈川大学と東日本大震災との関わり
●主催者あいさつ  兼子 良夫 神奈川大学長
●動画放映「希望のたすきをつなぐ 未来へ」
●基調講演 1 (佐藤 孝治 神奈川大学名誉教授)
「三陸被災地の現状と問題点~想定外、10年目の現実~」

 

第二部 これからの防災・減災を地域の視点から考える
●基調講演 2 (荏本 孝久 神奈川大学工学部建築学科教授)
「地域で備える ~住み続けられるまちづくりを目指して~」
●パネルディスカッション
「地域防災の持続性のつくり方について」
【パネリスト】
 ・鶴見区市場西中町まちづくり協議会 事務局長 熊谷 起一 氏
 ・防災士/防災塾だるま副塾長 元横浜市立小学校校長 鷲山 龍太郎 氏
 ・防災プロデューサー/NPO法人プラス・アーツ 理事長 永田 宏和 氏
 ・神奈川大学工学部建築学科教授/防災塾・だるま塾長 荏本 孝久
【コーディネーター】
 ・神奈川大学工学部建築学科教授 曽我部 昌史

 

□参加費:無料/事前申込制
□参加申込締切: 2月28日(日)23:59まで
 ※事前申込制 申込者には動画配信の詳細をご案内いたします。
 ◆申込みはこちらから (こくちーずページに遷移)
□主催:神奈川大学
□運営主管:神奈川新聞社
□後援(予定):神奈川県、横浜市、神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会、神奈川県私立中学高等学校協会
□お問い合わせ:「かながわ防災・減災フォーラム」事務局(神奈川新聞社内)
 電話:045-227-0812(平日10:00~17:00)
 ※マスコミの取材については、あらかじめ上記までご連絡ください。

 
 


◆◆◆平塚市 【防災イベント ひらつな祭】 の開催◆◆◆

 
 ~災害から命を守るスイッチON!~をイベントのテーマに掲げ、日頃から被災地の支援や防災の活動に取り組んでいる団体が参加して、東日本大震災の翌年から毎年3月に開催している、防災イベント「ひらつな祭」。
 昨年は新型コロナウイルス感染症のために中止になりましたが、今年2021年は会場を市民プラザなどに限定して、3月4日(木)~9日(火)まで開催します。
 

■「ひらつか防災まちづくりの会」では、3月6日(土)、7日(日)を中心に、会場にブースを出して地域ごとの災害リスクを示し、防災冊子の活用方法などを説明します。

 

■ひらつな祭実行委員会企画【被災地支援のためのオレンジマスクキャンペーン】を実施

 コロナ禍で迎えた今年は、三密を避けながら被災地への“思いを繋ぐ”オレンジマスクキャンペーンを、平塚駅前商店街を中心に広範囲にわたり約1か月間実施します。被災地に向けた募金活動にご賛同いただいた方に、オレンジマスクをお渡しします。
 東日本大震災の起きた3月7日から熊本地震の起きた4月14日までの期間中に、被災地を想うオレンジマスクを着けてくださる方が多ければ多いほど、見知らぬ人同士でもすれ違いざまにお互いの思いが繋がり合う…そんな心温まる100円の募金で1枚のオレンジ不織布マスク(remember3.11シール付き)をゲットして、“被災地への想いを自分事に置き換えて皆が災害に備える行動を起こす”シンボルとして広めてください。
 
 


◆◆◆【ひらつか防災まちづくりの会制作展示 「東日本大震災から10年」展】のお知らせ◆◆◆

 
 平塚を中心に活動をしている「ひらつか防災まちづくりの会」では、被災地の復興にも関わりながら、地域における地震防災の重要性を啓発してきました。
 東日本大震災から10年目となるこの3月、改めて当時の被災地や復興支援の様子を振り返るとともに、平塚周辺での被害の様子、これからの地震に対する備えなどについて、展示でご紹介します。

□会期:3月6日(土)~4月11日(日)
□会場:平塚市博物館(情報コーナー展示)
    開館時間9:00~17:00 月曜日休館

 
 


◆◆◆「かながわ学生防災~Zoomでおしゃべり!!~」の開催 3月7日(日)◆◆◆

 
 これまで神奈川県下で災害ボランティア活動などを行ってきた学生が、防災について気軽に話せる機会を設けたいという思いから、Zoomオンラインイベントを開催します。日本にお住まいの高校生の方や大学生、専門学生の方や大学院生の方も大歓迎です。
 

□日時:2021年3月7日(日) 19:00~20:30

□内容

 ・防災て、どんなイメージ?
 ・災害を少し考え、振り返ってみよう!
 ・普段のボランティア活動て?
□企画:かながわ学生防災(PLoDHa)
□参加費:無料
□お申し込み受付
以下のURLをクリックし、GoogleFormに必須事項をご記入の上ご参加下さい。
お申し込み頂いた方には、3/6(土)までにZoomのID・パスコードなどを案内用メールアドレスを通じてお知らせします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdmxB99HHXLEU0yGQvx4LlnteLsVujhr4TBbFxsoV4juDAFqg/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0
□お問い合わせ先:yanaandmori@gmail.com
□案内チラシはこちらから

 
 


◆◆◆第25回 総務省消防庁「防災まちづくり大賞」を、神奈川県の2団体が受賞◆◆◆

 
 「防災まちづくり大賞」は、阪神・淡路大震災を契機に平成8年度に創設され、地域に根ざした団体・組織等、多様な主体における防災に関する優れた取組や、防災・減災、住宅防火に関する幅広い視点からの効果的な取組等を表彰し、広く全国に紹介することにより、地域における災害に強い安全なまちづくりの一層の推進に資することを目的として実施しているものです。
 神奈川県下では、これまでにもいくつもの団体が受賞してきていますが、2020年度第25回めの今回も、2つの団体が受賞しました。
 
【総務大臣賞】

横浜市立太尾(ふとお)小学区防災まちづくり連携
「横浜における学校を拠点とした学区全体での防災まちづくり」

【消防庁長官賞】

女性防災クラブ平塚パワーズ「防災減災パワーズブックの発行・普及」

 
 いずれの団体も長期にわたる防災・減災活動が高く評価され、受賞に至ったものです。
 
 本ネットワーク主催により、一昨年まで、防災まちづくり大賞受賞団体などをお招きして防災シンポジウムなどを開催してきましたが、今年は未だ開催の見通しが立ちません。コロナ禍が収まったら、ぜひ、これまでの受賞団体等をお招きするシンポジウムなどを開催し、皆様とお目にかかれることを願っています。
 
 



 

本メールへの問合わせ先:(株) 防災&情報研究所

Tel:03-3249-4120  Fax:03-3249-7296
 

※“かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク”:神奈川県下の官学民連携による防災・減災活動の活性化のための情報提供・交流等を目途に、平成28年3月発足。

本メールは、文部科学省の地域防災対策支援プロジェクト等でご支援・ご協力いただいた団体・個人の方々にお送りしています。