関係各位
3月11日は、2011年に発生した東日本大震災から12年を迎え、さまざまな追悼行事やイベント、研究集会などが開催されましたが、皆様はこの日をいかが過ごされましたでしょうか。月日が経つにつれ、災害を語り継ぎ、伝える大切さ、難しさを感じているところです。また、3月13日から、新型コロナウィルス感染症対策のマスク着用が個人の判断に任せられるようになりましたが、未だマスク着用者の方が多く、しばらくは警戒態勢が続きそうです。
今回のメルマガNo.35では、神奈川県が開催する「ぼうさいこくたい2023」現地情報共有・連携会議などをお知らせしますが、開催期日直前のお知らせとなりますことをご容赦ください。
今年は、1923年に発生した関東大震災から100年となり、「ぼうさいこくたい2023」が横浜国立大学で開催されるなど、さまざまな行事が開催されます。本ネットワークでは、官学民が連携する防災・減災活動についての情報交換や勉強会、関東大震災100年に向けての企画などを行ってきています。
本ネットワークの活動にご関心がある方は、事務局(e-mail:idpis2@idpis.co.jp)または荏本、運営委員等にご連絡ください。また、本メルマガに掲載を希望される活動やイベント等がありましたら、情報をお寄せください。特に、本年2023年に関東大震災100年を迎えるに当たって、各団体等で企画している関連イベントやシンポジウムなどについても、お知らせいただければ幸いです。
防災推進国民大会(ぼうさいこくたい)は、国(内閣府等)が主催する全国最大級の防災イベントです。2023年は関東大震災発生から100年の節目の年に当たることから、令和5年(2023年)9月17日(日)-18日(月・祝)の2日間、横浜国立大学(横浜市保土ヶ谷区常盤台79)で開催されます。
神奈川県では、防災活動に取り組む企業や団体の皆様が、「ぼうさいこくたい」への出展に向けて、大会の基本情報を共有するため、また、参加者の皆様同士でコミュニケーションを図って、共同出展につなげるために、「ぼうさいこくたい2023」現地情報共有・連携会議を開催します。
■内容(予定)
「かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク(略称:人と智ネット)」では、2023年度の活動検討の中で、関東大震災100年等をテーマに、毎月、情報連絡会を開催しています。「ぼうさいこくたい」への出展企画や、神奈川県・横浜市の防災イベント等への協力、”人と智ネット”主催のシンポジウムの企画や防災・減災に係る勉強会等も実施しており、次回情報連絡会は、以下を予定しています。
この情報連絡会に参加を希望される方は、
【e-mail:idpis2@idpis.co.jp 防災&情報研究所】までご連絡ください。
(一社)神奈川県建築士会 防災・災害対策委員会が、1月22日に開催した防災イベント「何をどう 大災害に備える?」の報告会を、オンラインで開催します。
また、令和5年度スキルアップ講習のプレ研修も行います。
■オンライン報告会&予告会
□Fax:045-201-0784
□Mail:bousai-r@kanagawa-kentikusikai.com
□氏名:
□会員番号(会員でない場合は不要)
2023年は1923年9月1日に発生した大正関東地震(関東大震災)から百年の節目にあたり、2023年度前期連続講演会では、地盤環境や地殻変動という観点から関東大震災の実像を見ていきます。
第1回は、表層地盤の分析から詳細な地盤情報を造り、日本全国の震度予測情報を公開している防災科学技術研究所・マルチハザードリスク評価研究部門の先名重樹主幹研究員に、「地盤環境から見た大正関東地震の実像と今後の地震災害リスク」と題して講演を頂きます。先名先生の研究分野:地盤工学、地震工学など。
第2回は、GPSの分析から日本列島の地殻変動状況をモニタリングして地殻のひずみの蓄積過程から地震発生ポテンシャルの解析を行ってきた京都大学防災研究所・地震災害研究センターの西村卓也准教授に、「地殻変動から見た大正関東地震の震源域と今後の地震発生ポテンシャル」と題して講演を頂きます。西村先生の研究分野:測地学、地殻変動論、地震学など。
本メルマガでは、「関東大震災100年」関連行事等について、今後も継続して情報提供しますので、よろしくお願いいたします。
本メールへの問合わせ先:(株)防災&情報研究所
e-mail:idpis2@idpis.co.jp
Tel:03-3249-4120 Fax:03-3249-7296
投稿先e-mail:idpis2@idpis.co.jp