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オンラインプログラミング学習

何かを学んで実際試すことができるようになると嬉しいものです。しかも、それを誉めてもらえると、子供の頃に戻ったような感覚が呼び覚まされるのは不思議です。夏休みに何かやってみたい、あるいは、あっという間に夏休みが終わってしまい達成感が足りないという人におすすめなのが、無料のオンラインプログラミング学習です。

 

プログラミングは、かなり前から米国で流行っているオンライン教育の中でも実用的なのが受けています。ちょっと前の記事になりますが、NewYorkTimesから ”A surge in learning the Language of the Internet“。無理に記事は読む必要はありません。ただ、最初に出てくる写真の左の人物、Zach Simsを覚えて欲しいのです。というのは、ひとつのレッスンが終わるたびに、Zachから「良くやったね!」とメールが届くようになるからです。

 

ZachはCodeacademyのCEOですが、事業も順調に大きくなっているようで、2011年に会社を設立後、今年はロンドンにオフィスを構え英国へ進出も果たしました(Codeacademy opens its doors in the UK to teach children coding skills)。確かに、プログラミング言語は万国共通なので、ちょっとしたローカライズで適用できるようになるでしょう。

 

さて、実際準備されているコースは、HTML&CSS、 JavaScript、jQuery、PHP、Python、Rubyです。

私はHTML&CSSとJavaScriptはひととおりやってみました。Pythonは始めたものの、似ているJavaScriptの方が身近な気がして、Pythonは途中で止まったままです。面白かったです。事前知識は要求されません。なるほどと感心したことが何度もありました。HTML&CSSでもJavaScriptでも、実際のプログラム結果を直ぐに表示するよう工夫されているので、こうすればこうなるのか、というのが、単に本を読むより遥かに理解が早いです。繰り返しになりますが、HTML&CSSは12の要素(レッスン)からできていますが、そのひとつが終了する度に、「良くやったね!」メールが届きます。それも、最後のクリックをした後、10秒程度で届くのです。このやりとりだけで頑張ろうと思う自分を発見するのも面白いものです。

 

もっと解説したいこともあるのですが、興味を持った人はとりあえずクリックしてみることをおすすめします。→ Codeacademy

 

記事の中でZachも言っているように、プログラムのリテラシーがあるということと、良いプログラマーは全く別ものです。でも、全く知らないのと知っているとの間にも大きな違いがあります。