関係各位
今年の夏は、酷暑と台風による風水害が続いています。ハワイ州マウイ島で大規模な山火事が発生し、警報もなく強風下で火の回りが早いなか、消火栓も機能せず、海に逃げて助かった人々の姿は、関東大震災時の強風による大火を想起させるものでした。が、関東大震災時の大火と火災旋風による被害はもっと過酷なものだったに違いありません。
この数か月、「ぼうさいこくたい2023」への出展応募の調整や、神奈川県が実施する現地情報共有・連携会議への協力等を行って参りましたが、「ぼうさいこくたい2023」には、これまで最多の団体が参加して開催されます。「かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワーク」でも、「防災塾・だるま」等の9団体共同による「オリジナルセッション神奈川Os-7」を出展する予定です。現在、出展準備中ですが、ぜひ関東大震災から100年を迎える開催地神奈川県の特性が生かされる「ぼうさいこくたい」が開催されることを願ってやみません。
今回のメルマガNo.37では、神奈川県が開催する「かながわ消防防災フェア」や、ぼうさいこくたい2023、関東大震災から100年にちなむシンポジウム等を中心にご案内します。これを機に本ネットワークの活動が益々活性化されることを期待したいと思います。
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地震防災シンポジウム、防災車両やブースの展示、震災にまつわる遺構等をめぐるスタンプラリーなど、幅広い世代が参加可能なイベントを、関東大震災復興のシンボル・神奈川県庁本庁舎や日本大通り、象の鼻パークにおいて開催します。
<かながわ消防防災フェアページ>
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/j8g/100th/shouboubousai_fair.html
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「かながわ消防防災フェア」の催しとして、関東大震災をテーマとしたシンポジウムを開催します。なお、シンポジウムの様子はオンラインで同時配信しますが、事前申し込みが必要となります。
■内容:
申込はこちらから
■定員:200名
■パネリスト
パネルディスカッション全体進行:
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「かながわ消防防災フェア」の催しとして、昭和3年(1928年)に震災復興事業で建設された、国の重要文化財にも指定された県庁本庁舎を公開するとともに、NPOのガイドが県庁周辺の震災遺構を周遊・解説するツアーを開催します。
申込はこちらから
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防災減災知識の普及啓発、「自助・共助」による防災力の強化を目的に、「横浜防災フェア2023」を、横浜市と株式会社アール・エフ・ラジオ日本主催により、4年ぶりに赤レンガ倉庫で実施します。
■主な予定イベント内容:
詳しくは、横浜市ホームページの下記のURLからご覧ください。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/bousai-kyukyu-bohan/bousai-saigai/shitaisaku/kunren/bousaifair2023.html
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◆ 神奈川県総合防災センター 「かながわ防災フェア2023」を開催 9月10日
本年度の「かながわ防災フェア」は、「関東大震災100年事業 かながわ防災フェア2023」として9月10日に開催します。
■内容:
・展示・体験等
・イベント
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◆ 神奈川県「関東大震災100年事業」実施のお知らせ
2023年は、関東大震災の発生から100年が経過する節目の年です。
これを契機に、神奈川県は、震災の教訓を次世代の安全・安心のまちづくりの担い手につなげるとともに、県民一人ひとりの地震防災の取組みを一層推進するため、「関東大震災100年事業」を展開し、さまざまな取組みを通じて、地震防災・減災対策の普及啓発を強化します。以下の特設ページをご覧ください。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/j8g/100th.html
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今年は、大正12年(1923年)に発生した関東大震災から100年の節目に当たります。防災推進国民大会(ぼうさいこくたい)は、防災に関する活動を実践する多様な団体・機関が一堂に会し、取組・知見を発信・共有する日本最大級の防災イベントです。
「第8回ぼうさいこくたい2023」は、「次の100年への備え ~過去に学び、次世代へつなぐ~」をテーマに、令和5(2023)年9月17日(日)~18日(月・祝)の2日間、横浜国立大学(横浜市保土ヶ谷区常盤台79)で、過去最多の390団体が参加して開催されます。
大会では、多くの方に大震災のことを振り返っていただくとともに、災害への「備え」と「助け合い」の大切さを次世代につないでいくきっかけを提供するもので、講義型セッションや来場者が楽しく学べる体験型ワークショップ、ブースでのプレゼンテーション、屋外展示、オリジナルセッション等が実施されます。
「ぼうさいこくたい2023」についてのお知らせは、次のURLからご確認ください。
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かながわ人と智をつなぐ防災・減災ネットワークでは、9団体で連携し、「ぼうさいこくたい2023」に「オリジナルセッション神奈川Os-7」として出展します。詳しくは、添付ファイルをご覧ください。
■セッションの内容
「オリジナルセッション神奈川Os-7」の会場は広く、スペースの制限はありますが、連携9団体からの展示だけでなく、ぼうさいこくたいに参加される他の団体のチラシなどを、会期中、会場内に置くことができますので、ご関心のある方は、ご連絡ください。
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日本危機管理防災学会主催のシンポジウム『国難的巨大地震を乗り越える事前復興~国土の創造的復興へ~』が開催されます。ぜひ奮ってご参加ください。
■実施方法:Zoom
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令和5(2023)年は大正12(1923)年9月1日に発生した関東大震災(大正関東地震)から100年の節目の年です。
そこで、県博協は、令和5年度を「県博協防災Year」と位置づけ、関東大震災100年や博物館防災をテーマとした加盟館園向け研修会などを実施することに加えて、関東大震災100年に関わる展示事業を行う加盟19館園と「神奈川震災100年プロジェクト」を立ち上げ、参加館園の事業への相互協力や県博協ウェブサイトへの特設ページの開設などの連携事業を行うこととしました。
県内各地の参加館園がさまざまな切り口で展開する展示をご覧いただき、関東大震災への理解を深めるとともに、来るべき大規模地震への備えなどを考える機会としていただければ幸いです。
「神奈川震災100年プロジェクト」 参加館園と展示の概要は、以下のURLからご覧のうえ、参加館園で開催する展示事業の概要は、各館園のホームページ等でご確認ください。
http://kanagawa-kenpakukyo.server-shared.com/kanashin100.html
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1923(大正12)年9月1日に発生した関東大震災は、各地に甚大な被害をもたらしました。発災から100年の節目を迎えるにあたり、その被害を振り返るとともに、特に復興の過程や、現在に至る防災の取組みに主眼を置いて紹介します。
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自然災害の痕跡は、その後の復興にともなう土地の整備、また植生遷移・侵食・埋積などの自然現象によって消滅していきます。時間の経過によって分かりにくくなる自然災害の痕跡を地域に恒久的に残すものとして、自然災害に係る事柄を記載した自然災害伝承碑(石碑やモニュメントなど)が重要視されています。このミニ展示では、大正関東地震から100年を契機に、箱根ジオパークエリアにおける自然災害伝承碑の活用に関する取り組みを紹介します。
https://nh.kanagawa-museum.jp/www/contents/1687579913013/index.html
受講料:無料
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今年9月1日で関東大震災発生から100年を迎えるのを機に、新聞社の当時の状況、記者が被災地で見たもの・経験したこと、横浜・神奈川がどのように伝えられたのかを、当時の紙面や写真で振り返ります。そこには、どんな状況でも人々に情報を届けようとする新聞社と記者の「本能」とも言える姿があります。災害時に広がる流言・デマも紹介し、不確かな情報にどう対処するかを考える機会にもします。関東大震災前後の震災、新聞社の防災・減災の取り組みも取り上げます。
ニュースパーク(日本新聞博物館)の企画展のURLは、以下からご覧ください。
https://newspark.jp/exhibition/ex000334.html
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総務省消防庁が毎年実施している第28回防災まちづくり大賞の応募を受付けています。募集の締切は、令和5年9月19日(火)までです。自薦・他薦を問わず、どなたでも応募いただけます。詳しくは、以下のURLから、実施要綱及び募集要項をご覧の上、ご応募ください。
https://www.fdma.go.jp/mission/bousai/ikusei/ikusei002.html
募集対象団体・組織は、次のいずれかに該当する取組を実施している団体・組織です。
防災まちづくり大賞は、平成8年度創設以来397団体・組織が受賞しており、受賞団体の組織形態も、消防団・女性防火クラブ・少年消防クラブ・自主防災組織をはじめNPO 団体、社会福祉法人、民間企業、放送局、地方公共団体など多様な主体が受賞しています。
https://www.fdma.go.jp/mission/bousai/ikusei/items/ikusei002_04_1_27th_kaibetu_todoufukenbetu.pdf
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https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/yamate-seiyoukan/details/202308051650.php
本ネットワークでは、官学民が連携する防災・減災活動についての情報交換や勉強会、関東大震災100年に向けての企画などを行ってきています。本ネットワークの活動にご関心がある方は、事務局(e-mail:idpis2@idpis.co.jp)または荏本、運営委員等にご連絡ください。
また、本メルマガに掲載を希望される活動やイベント等がありましたら、情報をお寄せください。特に、本年2023年に関東大震災100年を迎えるに当たって、各団体等で企画している関連イベントやシンポジウムなどについても、【e-mail:idpis2@idpis.co.jp 防災&情報研究所】までご連絡いただければ幸いです。
本メールへの問合わせ先:
(株) 防災&情報研究所 e-mail:idpis2@idpis.co.jp
Tel:03-3249-4120 Fax:03-3249-7296